アスパラガスはユリ科クサスギカズラ属に分類され、枝や葉が出る前の茎を食べる野菜で、栄養がバランスよく含まれています。
旬は春から初夏で、この時期は多く出回っています。
アスパラガスの原産国は南ヨーロッパからロシア南部で、江戸時代後半に日本に入ってきた当初はなんと観賞用だったんです。
そんなアスパラガスに含まれる栄養素や美味しさの見分け方、保存方法についてご紹介します!
アスパラガスで疲労回復や体力増強
アスパラガスには風邪や病気から身を守る、老化防止、美肌効果のあるビタミンCやβ−カロテンが含まれており、葉酸に関しては野菜の中でもトップクラスの含有量なんです。
妊娠中の女性はもちろん、造血作用があるので貧血気味の方には非常に大切な栄養素なのでしっかり摂りたいですね。
血管を強くするルチンは特に穂先にたっぷり含まれているんです。
毛細血管を丈夫にしたり、血行を良くしたり、ストレスを軽減する効果も期待できるんですよ!
アスパラガスには体力を回復させるアスパラギン酸という、名前そのままの栄養素まで含まれています。
アスパラギン酸って?
アスパラガスが名前の由来でもあるアスパラギン酸って聞いたことありますか?
アスパラガスから発見されたことから名前が付いたそうです。
アミノ酸の一種で、新陳代謝を促し肌を整えたり、免疫力を高めたり、体力を回復させたり、さらにはがん予防効果もあるんですよ!
そして、毒素を体外に出して肝機能を守ってくれます。
アスパラガスは美容と健康に効果抜群の野菜なんですね。
アスパラガスの鮮度
アスパラガスの茎はまっすぐ伸びていて、太さが均一で色は鮮やかなものがいいですよ。
穂先のつぼみの部分が締まっているものを選んでください。
根本の切り口部分も注目です。変色や乾燥していないものが良いですね。
しかし、アスパラガスは鮮度が落ちやすい野菜なので買ってきたら早めに食べるようにしましょう。
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アスパラガスの保存方法
アスパラガスは水分の蒸発を防ぐために、根本を湿ったキッチンペーパーやラップなどで包んで袋に入れてから冷蔵保存してください。
冷蔵庫の中では根本を下、穂先を上に向けて立ててくださいね。穂先も傷めないように気をつけて下さい。
アスパラガスを冷蔵庫で保存する場合は2〜3日程しか保存できないのですが、塩ゆでして冷凍保存をしておくと1ヶ月ほど保存が出来るんですよー!
使う時は解凍せずそのまま使えるんです。
まとめ
鮮やかな緑色が料理のアクセントになるので炒め物やサラダなど、色々な食べ方を楽しめるアスパラガス。
甘くて美味しいだけではなく、栄養も豊富に含んでいるので美容、健康のためにも積極的に食べたいですね。