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くわい

くわい(慈姑)という野菜を知っていますか?

年末になるとスーパーでも見る機会が多くなるので、食べたことがない方も見たことはあると思います。

年末に多く出回る理由は旬でもあり、おせち料理にも使うからなんですよ。

ちょっと見慣れない独特な形をしていますよね。

くわいはどんな食感をしているのでしょうか?栄養や人気レシピ素揚げもご紹介します!

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くわいって?

くわいは見た目から味や食感が想像出来ない不思議な野菜ですよね。

まず、名前の「くわい」ですが、それは見た目が農機具の鍬(くわ)に似ていることからついたんです。

くわいの実の部分はピンポン玉くらいの大きさで、塊茎(かいけい)と言うんですよ。

身近な野菜で形を例えると、里芋に似ているかなぁ?と思います。

くわいの味はほろ苦く、れんこんのような淡白な味に近いです。

甘みもあって、ほっくりしていて美味しいですね。

くわいを選ぶ際のポイントはツヤ!表面が乾燥していなくてツヤがあるものを選んでくださいね。

くわいの産地

ヨーロッパやアメリカなどの暖かい地域に多く分布されているんですが、日本でも広島県や埼玉県で栽培されているんですよー。

特に広島県は栽培の半数以上を占めているんです。

青くわい・白くわい・吹田(すいた)くわいと3種類あるのですが、青藍色をした青くわいが一番手に入りやすい品種です。

私達がスーパーで購入するくわいは広島県産の可能性が高いですね。

くわいの生産地では、くわいを加工してお菓子を作ったりしているそうですよ〜。

ぜひ全国販売してほしいですよね♡

珍しいので売れると思います!

くわいの栄養・カリウム効果

くわいにはカリウムが豊富に含まれているんです。

カリウムの効能について、いくつかご紹介しますね。

高血圧予防

老廃物の排出

筋肉の収縮を促す

むくみで悩んでいる方も多いと思います。

カリウムは身体の余分な水分、塩分を調節してくれるのでむくみ解消にいいですよ。

夏の時期は夏バテとも言われるように、食欲がなくなったり体力を消耗しやすいですよね。皆さん経験があると思います。

それは、汗でカリウムが流れてしまうからなんですよ。

夏は特にカリウム不足に陥りやすいんですね。

ちなみに、カリウムが不足すると体力面だけではなく精神面でも不安定になりやすいので意識して摂取を心がけましょう!

くわいのおせち料理

おせち くわい

おせち料理って、それぞれ縁起が良い意味がありますよね!

田作りは豊作の祈願、数の子は子孫繁栄、海老は長生き、栗きんとんは金運 などなど・・・

では、くわいがなぜおせち料理なのでしょうか?

茎の先に芽が見える➡「芽出たい」➡出世祈願

出世 くわい

芽が出る様子を「出世」とかけたんですね(笑)

昔からくわいは縁起物として親しまれているんです。

くわいを食べて出世しましょう♬

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くわいの調理

くわいはおせち料理だけでなく、色々と調理できるんですよ!

下処理や保存方法、調理法についてご紹介しますね。

下処理

くわいには強いアクがあるんです。煮物などにする場合は下茹でをしましょう。

皮を剥き、米のとぎ汁に入れておくとアクが取れますよ。

からあげのように揚げたり、焼いたりする場合は下茹での必要はないんです。

くわいの素揚げ

【材料】

☆くわい 

☆塩 

☆揚げ油 

全て適量でOK。くわいの皮は軽く剥き、硬い部分は切り落とすといいですよ。

【作り方】

①くわいを洗い、水気を切る

②160℃〜170℃の油で揚げる

③油から出したら塩を振り掛けて完成

くわい 素揚げ

ホクホクしていておつまみにも最高!

年が明けると価格が下る傾向にあるようです。狙い目ですね☆

 ぜひ、くわいをお安く購入してたくさん素揚げ、作っちゃってください♬

くわいの保存

くわいは、袋に入れて乾燥しないように冷蔵庫に入れましょう。2〜3日は保存が出来ます。

もう少し日持ちさせたい場合は水に浸して冷蔵庫へ入れると長持ちしますよ。

まとめ

くわいについてご紹介しました。

いかがでしたかー?

購入する頻度は少ないと思いますが、ぜひ見つけた際はくわいを買ってみて下さい!

そして次のおせち料理にもくわいを足してみるといいですね。

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