チコリーという野菜、知っていますか?
日本ではあんまり馴染みがないですよね。ですが、明治時代には既に日本にも伝えられていたんです。
野菜としてだけではなくコーヒーの代用にもなるんですよ!
スーパーではあんまり見ることがないと思いますが、意外と万能で栄養もあり、美味しい野菜なのでご紹介したいと思います。
チコリーってどんな野菜?
チコリーはキク科多年草です。
チコリーというのは英語で、フランス語ではアンディーブって言うんですよ。
日本名はキクニガナです。
ヨーロッパやアフリカなどの暖かい地域が原産で、葉の部分はサラダなどに、蕾部分はピクルス、そして根は焙煎することでコーヒーの代用になるんです。
チコリーは輸入物が多いですが日本でも埼玉や千葉、北海道などで11月〜2月などの寒い時期に栽培されているんですよ。
日本でも栽培されているんですね!
それでも、あんまりピンッとこないと思います。
チコリーは長いものでは150cmほどにまで伸びて、青く鮮やかな花を咲かせるんです!
私達が普段レタスを食べるような感覚でヨーロッパなどでは当たり前のようにチコリーが食べられているんです。
フランス料理で使われたりするんですよ。
食感はサクサクと歯ごたえがあって、味は甘みもあるんですが、苦味の方が強いです。
香りは爽やかなんですよ〜。
チコリーの栄養
チコリーにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?
腸内環境改善
食物繊維が豊富で便秘やむくみの解消に作用します。
便秘でお悩みの方には嬉しいですね。
低カロリーなのでダイエットにも良いですね。
肝機能強化
チコリー酸というチコリー独特の成分が入っていて、根や葉の部分に肝機能を強くする効果が期待できるんです。
デトックス
チコリーは毒素の排出にも効果的です。つまり、デトックスですね。
老廃物の排出や利尿作用もあるんです。
チコリーコーヒーの効果
チコリーの根や焙煎することでコーヒーになるんですよ!
しかもコーヒー好きも納得の味☆
コーヒーにすることで身体の余分な水分、老廃物を排出しやすくしてくれるんです。
カフェインが含まれていないので就寝前でも安心して飲むことが出来ますよ。
ですが、流産しやすいとも言われているので妊娠中は控えたほうがいいかなと感じます。
チコリーコーヒーの作り方・飲み方
では、チコリーコーヒーはどうやって作るのでしょうか。
とっても簡単なのでご紹介します!
【チコリーコーヒーの作り方】
①チコリーの根を5mmくらいに細かく切る
②乾燥させる
③フライパンなどで色が茶色になるまで焙煎
④ミルで挽いて粉にする
これで完成です!
小さじ1杯に熱湯を注いで飲んでも、普通のコーヒーと同じようにフィルターを通して飲むこともできますよ。
濃いめに作ってミルクを入れると・・・あれ??
スターバックスラテそっくりの味に!?
ぜひ作って飲んでみてください♪
ちなみに、日本コカ・コーラ株式会社が販売している爽健美茶。
様々な素材がブレンドされていますよね。
その中の一つはチコリーなんですよー!
コンビニにも売っているので知らないうちにチコリー摂取していたかもしれないですね。
まとめ
チコリーについてお分かり頂けましたでしょうか?
なかなか見る機会が少ない野菜ですが、もし見つけたらぜひ買ってみてください。
白菜のような見た目をした野菜ですよ。
船のような形をしているので、お皿代わりにチコリーの中に食材を入れるとオシャレですね♪