れんこんは穴があいていますよね。
穴の向こう側が良く見え、先の見通しが良いという縁起が良い意味があることから、おせち料理にもれんこんが入っているんですよ。
漢字でれんこんは「蓮根」と書きます。
蓮の根なのかな?と思われがちですが、実は蓮の地下茎が肥大した部分なんです。
れんこんの人気レシピきんぴらやはさみ揚げ、そして保存方法や下処理の方法をご紹介します!
れんこんで胃腸を元気に
れんこんには身体を元気にしてくれるパワーがあるので順番にご紹介しますね。
タンニン
れんこんってちょっと独特な渋さがありますよね。
これはれんこんに含まれるポリフェノールの一種タンニンというものなんです。
疲れ気味な胃の回復には最適ですよ。
タンニンは胃潰瘍や十二指腸の予防、そして美白効果も期待できる成分なんですよ。
ただし、摂りすぎると便秘になっちゃうので気をつけましょうね。
ムチン
れんこんにはムチンという消化を促進してくれる成分も含まれているんです。
ムチンは胃腸の負担を軽くしたり、疲労回復や肌荒れにも効果があるとされているんです!
ビタミンC
れんこんに含まれるビタミンCによって、風邪予防も出来ますし、美肌にも繋がります!
寒い冬は体調を崩しやすいのでれんこんを食べて、免疫力を高めて風邪のウイルスを撃退しましょう!
れんこんの下処理
れんこんは使用頻度が少ない野菜だと思います。
れんこんを買ってきたけど、どうやって使うんだっけ?なんて思うこともあるのではないでしょうか。
まず、表面の皮をピーラーなどで剥いてください。
そしたら調理方法によって輪切りや乱切りにしましょう!すりおろしても使えますよ。
☆細い輪切り⇒サラダ
☆太い輪切り⇒はさみ揚げ
☆乱切り⇒煮物
れんこんはアクが強いので空気に触れるとすぐに黒くなってしまいます。
切ったら早めに5〜10分ほど水にさらすといいですよ。
大切な栄養素が流れちゃうので10分以上水にさらさないでくださいね。
酢水にさらしている方もいると思いますが、水だけでもしっかり変色を防ぐことができるんです。
煮物に入れたれんこんがホクホクに仕上がらない場合の多くは、酢水にれんこんをさらしていることかもしれないですよ。
れんこんは特に下茹ではしなくていいのですが、れんこんを厚切りにした場合は3分ほど下茹ですると良いですね。
シャキシャキした食感や風味を楽しみたいので長時間茹ですぎないように!
れんこんの簡単なレシピ
れんこんははさみ揚げにしたり、サラダに入れたり、煮物に入れても美味しいですよね。
時間がない時でも簡単に作れるきんぴらのレシピを載せておきますね。
【材料】
☆れんこん 1節
☆ごま油 大さじ1
☆赤唐辛子 お好み
☆白ごま お好み
★醤油 大さじ2
★砂糖 大さじ1/2
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
【作り方】
①れんこんは薄い半月切りにしてごま油で1〜2分炒める
②れんこんが透き通ったら赤唐辛子と★を入れて水分がなくなるまで(約2分)炒める
③盛り付けたら、白ごまをまぶして完成♬
れんこんの保存方法
れんこんは蓮の茎です。
水分が多いところで育っているため、乾燥が大嫌い!!
れんこんを買ってきたら鮮度を保つためにも濡らしたペーパーで包み、袋に入れてから冷蔵庫へ。
ちょっと手間ですがこれで1週間はもちますよ。
もっと保存したい場合は冷凍保存がおすすめ☆
まず、調理に合わせてれんこんを切ります。
れんこんをサッと茹でてしっかり水気を切っったら、ラップなどに平べったく包んで冷凍庫へ。
これで1ヶ月ほどもちますよ。
まとめ
れんこんは歯ごたえもあって美味しいですよね。
炒め物や煮物に入っているとアクセントにもなります。
淡白な味なのでいろいろな味付けや食材と合わせやすいです。
れんこんで風邪知らずな冬を過ごしましょう!