にらはネギ科に属する緑黄色野菜です。
香りが強いですが、身体を温め、スタミナがつく食材としてレバニラや餃子などが人気ですよね。
健康だけではなく美容にも効果が期待できるにら。具体的にどのような働きをするのでしょうか。
時間差で効果的な食べ方や効能などもご紹介します!
にらの選び方・保存方法
にらを選ぶ時には葉が濃い緑色をしていて香りが強いものがいいですよ。
そして、根本がみずみずしいものが柔らかくて美味しいのでポイントです。
葉が折れてしまっているにらは、栄養素ビタミンCが失われているので、なるべくピンっとしたきれいなものを選びましょう。
にらを保存する方法は冷蔵と冷凍があります。
冷蔵する場合、まず葉が折れないように新聞紙などに包みます。そしてビニール袋に入れて下さい。冷蔵庫で約1週間保存が可能ですよ。
冷凍する場合、にらを洗ってから食べやすい大きさに切ります。水気をしっかり拭いてから袋に入れて冷凍庫へ。
使う時は特に解凍しないでそのまま使えるので便利ですよ♪
にらの効果的な食べ方!ダイエット・風邪予防にも!
にらは、新陳代謝を活発にして、解熱にも作用するんです。
風邪っぽいかな?という時はたっぷりにらを食べて免疫力を高めましょう。
さらに、にらには酵素が含まれていて脂肪燃焼を促進させるんですよ!
健康だけではなく美容にも最適ですねー!
にらの食べ合わせ
特に、食べ合わせることで効果がアップする食材があるのでご紹介します。
★にら+豚肉(疲労回復)
★にら+生姜(冷え性改善)
★にら+ごま(アンチエンジング)
★にら+しその葉(生理痛緩和)
いかがですかー??女性のお悩みは、にらで解決ですね♬
にらの時間差調理法
そして、気になる効能によってにらの調理法を変えるとさらに効果倍増ですよ〜☆
疲労回復には、にらを細かく刻んで豚肉と合わせて10分以内に調理すると効果が期待出来るんです。
冷え性対策の時はなるべく切らずに加熱すると良いですよ。体温が上昇するんです。
生理痛緩和は、にらを切ったら1時間ほど置いておくといいです。
にらは空気に触れることでトリスルフィドという血液サラサラ成分が発生するんです。
ちなみに、風邪予防の効果を発揮させたい場合はにらを切って15分放置。
シルスフィドという殺菌作用のある成分が発生しますよ。
まとめておきますね。
★切らずに加熱⇒冷え性改善(体温上昇)
★刻んで10分以内に調理⇒(疲労回復)
★切って15分放置⇒風邪予防(殺菌作用)
★切って1時間放置⇒生理痛緩和(血液サラサラ)
食べ合わせだけではなく、時間で成分が変わる面白い野菜なんですね。
にらの匂い成分硫化アリルで安眠??
にらが苦手な方は独特な匂いが気になるのではないでしょうか?
ですが、にらの匂い成分、硫化アリルこそが身体に嬉しいパワーがあるんですよ!
ニンニクや玉ねぎにも含まれている成分で高血圧予防、疲労回復、老廃物の排出、そして安眠にも効果があるんです。
刺激的なにらの匂いが神経をリラックスさせるなんてすごいですよね。
滋養強壮のイメージが強いにら。
そんなにらの硫化アリルに気持ちを落ち着かせる効果があったんですね。
まとめ
にらは組み合わせる食材や、切って置いておく時間によって効能が変わるんですね。
血液サラサラ成分を狙う場合は1時間放置なので、余裕をもって調理を始める必要がありますね(笑)
にらは寒暖に強いので初心者でも家庭菜園しやすい野菜なんです。プランターでも作れちゃうんです!
いつでも使いたい時ににらが食べることが出来る生活、始めてみませんか?