菜の花は春を代表する緑黄色野菜です。
暖かくなると黄色い花びらが咲いて春の訪れを感じさせてくれますよね。
独特の苦さがたまらなく美味しいです。
今では栽培技術が進み、旬以外でも食べることが出来るようになってきましたが、それでもやっぱり春に食べる菜の花は格別です。
菜の花にはどのような栄養素が含まれていて、どんな調理法があるのでしょうか。それではご紹介します!
菜の花の人気で簡単なレシピ
菜の花は春になるとスーパーなどでもよく見かけるようになりますよね。
ところで、菜の花と見た目そっくりな「なばな」も売られていますが、違う野菜なのでしょうか??
いいえ、菜の花となばなは同じ野菜なんですよ。なばなは菜の花の葉の部分を食用に品種改良したものなんです。
菜の花はおひたしとして食卓に並ぶことが多いですね。簡単に作ることができますもんね。
10分で作れちゃう菜の花のおひたしのレシピをご紹介しますね。
【材料】
☆菜の花(1束)
☆塩(小さじ1)
★だし汁(200ml)
★醤油(大さじ1/2)
★みりん(大さじ1/2)
【作り方】
①沸騰した湯に塩を入れる
②菜の花は茎→つぼみの順で鍋に入れる
③30秒〜1分したら菜の花を氷水に浸ける
④水気を切り、★に浸けて味を染み込ませる
⑤盛り付けて完成♬
菜の花のおひたしって簡単ですよね。だし汁を作るのが面倒な場合は菜の花の茹で汁でもok!
苦味が気になる場合は、塩茹でする際に油もしくは和からしを適量入れるといいですよ。そして、調味料にマヨネーズやごまを足してみてください。
菜の花は意外と万能でおひたし以外にも・・・
【煮る】お雑煮・鍋・煮びたし など
【炒める】オリーブイオルやバターで!ウスターソースを使って中華にも変身!
【茹でる】少量の塩やワサビ醤油で素材の味を堪能する
【揚げる】春巻き・天ぷら・カツやコロッケの具にも!
【漬ける】浅漬け
菜の花は様々な調理法があるんですね。
菜の花の栄養素と効能
菜の花にはビタミンCがたぁーっぷり含まれているんです。
春は季節の変わり目で風邪を引きやすいですよね。菜の花のビタミンCが、身体の抵抗力を高めてくれるんです。
さらに、肌の調子を整えたり、がんの抑制が期待できるβ−カロテンや、高血圧やむくみ予防に良いカリウムも豊富ですよ。
疲労回復や貧血予防に作用する鉄まで、他の野菜より多いんですよ。
菜の花にはビタミン、ミネラルがこんなに入っていたんですね。
菜の花は妊婦に効果的?
菜の花にはもうひとつ大切なビタミンが含まれているんです。それは葉酸です!
妊婦さんが最も必要とする栄養素ですよね。葉酸は妊娠前・妊娠中・授乳期に意識して摂取が推奨されています。
妊娠前は胎児の先天異常のリスク回避のため、妊娠中は妊婦さんの貧血解消や胎児への栄養として、授乳中は母乳を通じて赤ちゃんに発達に必要な栄養素として葉酸が重要な働きをするんです。
胎児の成長に影響するだけではなく妊婦さん、赤ちゃんにとっても大切な葉酸が菜の花には多く含まれているんですね。
ですが、菜の花の葉酸は加熱することで減ってしまうんです。
大事な葉酸、なるべく逃したくないですよね。。。
菜の花を長時間茹ですぎないようにするもしくは茹でる前に電子レンジで熱を入れることをオススメします。
まとめ
菜の花の栄養や効能いかがでしたかー?
香りが豊かで美味しいですが、つぼみが開ききってしまうとえぐみがでてしまうんです。購入する際はつぼみが閉じているものを選ぶといいですよ。
冷蔵庫で2〜3日保存が出来ます。
いろいろな調理方法で菜の花を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に、菜の花の花言葉を捧げます!
『小さな幸せ』
師走が過ぎ、年度末の慌ただしい日々が過ぎ、暖かい春がついに到来!!
たまには心に余裕を持って、小さなことにも幸せを感じてみましょう!すると、些細なことでも感謝出来るようになりますよ。
菜の花の花言葉って、素敵ですね♬