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たらの芽

たらの芽は、たらの木の若芽です。

そもそもたらの木って知っていますか?みなさんも触ったことがある、あのマッチの軸部分として使われているんですよ。

通常は全国各地の山に自生しているのですが、今では栽培もされているので旬以外でも食べることができるようになっているんです。

たらの芽の下処理や保存方法などについてご紹介します!

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たらの芽の時期や生産量1位は?

たらの芽を食べたことありますか?

ちょっと独特な味がするので好きな方と苦手な方で分かれるんですよね。。。

香りや歯ごたえがあって美味しいのですが、たらの芽の苦味が気になる方もいるようです。

子どもの頃は食べられなかったけど、大人になったらたらの芽の苦味が逆にクセになったーなんてこともあると思います。

たらの芽は料亭などで出てくることがあるんですよー。高級食材なんですね!!

腸内環境を正常に保つ食物繊維や、むくみや高血圧予防に効果的なカリウムを多く含む高栄養な山菜なんですよー。

たらの芽の旬は3〜4月頃の春です。ちょうど桜が咲く時期にお花見ついでに山に行くと、たらの芽を収穫することができるかもしれないですよ!

ですが、ハウスで栽培されているたらの芽は12月頃から出荷されるんです。

天然のたらの芽の旬は短いですが、ハウス栽培されているものでしたら、長い間たらの芽を味わうことが出来ますね。風味は天然には敵わないですが…

たらの芽の生産量は、山形が圧倒的に多くて全体の半数を占めているんです。山形は気象条件が良く、たらの芽に限らず山菜の栽培が盛んな場所なんですよ。

たらの芽の下処理

山菜と言ってもあく抜きが必要なものと、そうでないものがあるんです。ウドは生でそのまま食べることが出来ますが、たらの芽はあく抜きが必要なんですよ。

では、たらの芽のあく抜きの方法をご紹介しますね。

たらの芽のあく抜き

①たらの芽を洗い、外側のはかま(※)を剥がす

②鍋の湯が沸騰したら塩を入れる

③軽く2〜3分湯がいたら冷水に付けて冷ます

※たらの芽の周りを覆っている赤茶色っぽい硬い皮

塩は湯の2%を目安にしましょう!

まだ小さいたらの芽はあくが強くないので湯がく時間はサッとで良いですよ。

あくを取ったら炒め物や和え物として調理できますよ。

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たらの芽の天ぷら

たらの芽と言ったら天ぷら!真っ先に思いつきますよね。

先程たらの芽のあく抜きの方法をご紹介しましたが、実は、天ぷらにする場合はあく抜きをしなくて良いんですよ!

高温の油で揚げることであくが抜けちゃうんです!ちょっと手間が省けますね(笑)

ですが…美味しく仕上げるための工夫が必要なんですよ。

天ぷらを揚げる前に必要なことははかまを剥がして、根元部分にも火が通るように切込みを入れるんです。

トゲが気になるたらの芽は天ぷらにしちゃうと良いですよ!!

たらの芽の保存方法

田舎では旬の時期にたくさん頂くこともあるたらの芽。

いったいどのように保存したらいいのでしょうか?

たらの芽は香りが大切なのであんまり日持ちはしないんです。

2〜3日以内に食べてくださいね。

大量にあるたらの芽。2〜3日では消費できないよ…。

そんな時は下記の方法を試してください!

まず、たらの芽は乾燥に弱いので全体を水で濡らします。そして新聞紙などに包み、穴のあいた袋に入れて冷蔵保存してください。

ほんのちょっとの手間で1週間ほど保存できちゃうんですよ。

まとめ

山菜の王者、たらの芽。

香りの高さやほろ苦さから春の到来を感じますよね。

山に自生している天然のたらの芽は小さいものだと食べるところがなくて香りも薄い…。そして、収穫を逃すと苦味が強くなっちゃうので旬を狙って美味しい時期に食べたいですね。

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