明日葉は健康食品として有名で、青汁に入っていたりしますよね。収穫しても明日には生えてくるほどの強い生命力から明日葉という名前が付いた由来があるんです。
明日葉は八丈島、千葉や静岡の伊豆などの暖かい地域で栽培されています。
そんな明日葉の栄養や効能をご紹介します!
明日葉の栄養カルコンの効能
明日葉は香りや味が独特で、ちょっと苦いです。
苦手な方もいると思いますが明日葉の栄養がとってもすごいのでご紹介しますね。きっと食べたくなっちゃうはずですよ。
明日葉にはカルコンという成分が含まれているんです。カルコン??聞きなれないですよね。
カルコンはポリフェノールの一種で、明日葉独特有の黄色い粘ついた成分なんです。
明日葉のカルコンは老廃物の排出をスムーズに行ってくれる働きをするんですよ。
身体に老廃物が溜まるとどのような悪い影響が起こるのでしょうか?
血行が悪くなり冷え性になったり、腸内環境が悪くなり便秘になります。そしてむくみやすくなったり、代謝が低下し、太ってしまうんです。
怖いことだらけですよね。。。
他にもカルコンにはすごい効果があるんです。
【明日葉のカルコン効果】
★抗酸化作用があり、身体をサビから守る
★脂肪を燃焼させセルライトを撃退する
★利尿作用がありむくみ防止
セルライトは脂肪の塊と言われていますよね。
明日葉を食べて身体からスッキリ不要なものを洗い流しちゃいましょう♪
明日葉は天ぷらが効果大
明日葉は和え物やおひたしとして使われることが多いですが、明日葉の栄養の吸収率をぐぅーんとアップさせる方法があるんです。
それは、明日葉の天ぷらなんです!!
明日葉にはカルコンの他にβ−カロテンという美肌作りに欠かせない栄養も含まれているのですが、カルコンもβ−カロテンも両方、脂溶性なんです。なので明日葉は油で調理をすることで吸収率がアップするんです。
作り方は通常の天ぷらと同じです。天ぷら粉を使うか、小麦粉・卵・冷水で天ぷら粉を作り、明日葉に衣を付けて油で揚げてください。
茎と葉で火の通りが違うので、まず切り分けて茎は2分位、葉は1分位揚げるといいです。
明日葉は天ぷらや炒め物など油を使って調理しましょう!
明日葉の保存方法
明日葉はデリケートで乾燥に弱い野菜です。
買ってきたら根本を湿った新聞紙やペーパーで包んでビニール袋に入れて冷蔵保存してください。
その際、横に寝かせて置くと傷みやすくなってしまうので出来るだけ立てて置くといいですよ。
本来土に生えている状態で保存することが一番長持ちするんです。
明日葉に限らず他の野菜も同じですので覚えておくといいですね。
では、保存のポイントをまとめます。
・根本を湿ったペーパーで包む
・明日葉をビニール袋に入れる
・立てて冷蔵保存する
まとめ
明日葉はスーパーや八百屋でもあんまり見かけることがないので食べる機会が少ないと思います。ですが、カルコンの他にもカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも豊富に含まれているので、もし明日葉を見かけたらぜひ買ってみて下さい。
健康や美肌として注目を浴びている明日葉。
スープやスムージーにしても美味しいですよ。試してみてはいかがでしょうか。