梅干しは白米のお供として欠かせないですよね。昔から日本人にとって馴染み深い存在です。
梅干しが1粒あると、ごはんがなぜか進みます(笑)
梅干しはウメの果実を塩に漬けて干したものなんです。想像するだけでじわぁ〜んとすっぱい唾液が出てきますね。
そんな梅干しが持つ美容効果や塩分やカロリー、梅干しの種の活用方法をご紹介します!
梅干しでダイエット?
梅干しはダイエットに効果があるのでしょうか?
実は、梅干しの酸っぱさに秘密があるんです。
梅干しの酸味はクエン酸という成分で、これがダイエットと深く関係しているんですよ!
では、クエン酸ってどんな効能があるのでしょうか。
クエン酸のダイエット効果
①血流を良くして代謝を高め、体質改善!!
②肥満の原因でもある便秘を解消!!
ダイエットだけではなくクエン酸は疲労回復やがん予防としても働きますよ。
梅干しを温めて効果アップ
梅干しのクエン酸が痩せやすい体質にするんですね。
さらに梅干しの効果を向上させる方法があるので紹介しますね。
それはとっても簡単で、梅干しを焼くだけなんです。
梅干しには脂肪燃焼に良いとされている成分バニリンが含まれているのですが、梅干しを焼くことでバニリンが増えるんです!
フライパンやオーブントースターなどで素焼きしてください。中まで温かくなったら完成ですよ。
焦がさないように注意してくださいね。
焼くことが面倒……。焼き梅干しは電子レンジでも効果は変わらないですよ。簡単すぎますよね。
約1分程度の加熱で全体的に温かくなりますよ。
そして、この焼き梅干しに含まれるバニリンは冷めても減らないという嬉しすぎる事実が…!!
なので、まとめて焼いて、その後は冷蔵庫で保存して毎日食べて痩せましょう!
梅干しの塩分とカロリー
梅干しの塩分とカロリー、気になりますよね。
梅干しは食べ出すと止まらなくなっちゃうくらい美味しいです。食べ過ぎは良くないと分かってはいるのですが…。
まず、梅干しのカロリーですが、
小さいサイズで1kcal、普通サイズで3kcal、大きいサイズでも6kcalしかないんですよ!
なぁ〜んだ!カロリー気にしなくて梅干し食べても全然問題ないじゃん…って思いましたか?
減塩をしている方なら梅干しの塩分が気になると思います。
梅干しの大きさにもよりますが、梅干しには1粒あたり2gも塩分が入っているんです。
これは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
12歳以上の1日の食塩摂取量は男性8g未満、女性7g未満とされているんですよ。
普段の食事では様々な塩分を摂取していますよね。
味噌汁、加工食品、調味料などには多くの塩分が入っています。そこで、梅干しをパクパクと5粒食べたらどうでしょう??
2g✕5粒……。はっ!!大変ですよね(笑)
梅干しの塩分が気になる場合は水に浸して塩を抜くと良いですよ。
ですが、食べる量には気をつけたほうがいいですね。
梅干しの種を活用しよう
梅干しを食べ終わったら種は捨てていますか?
昔の言い伝えで梅干しの種には毒があると聞いたことがある方もいると思います。
梅干しの種の中には青酸という腹痛などを引き起こす成分があるのですが、これは梅の果実を梅干しにすることで毒は消えてしまうんです。
梅干しの種の中にはアーモンドのような形をした梅仁(ばいにん)と言う実が入っています。
種は硬いのでバンバン叩いて中身を出してください。そのまま食べても梅の味がほんのりして整腸作用や殺菌効果があるんです。そして化粧水を作ってもいいんです!
☆梅干しの種で化粧水を作っちゃおう☆
【作り方】
①密閉出来る容器に日本酒(100ml)と梅干しの種(5〜6個くらい)を入れます。
②1週間ほど放置して完成です♪
冷蔵保存で1週間ほど使えますよ!
沈殿物が気になる場合はガーゼなどでこしてから使って下さいね。
梅干しの殺菌効果やシミ・シワ予防と日本酒の美白効果が化粧水に最適ですね。
ただし、個人差がありますのでトラブルがないかテストしてから使って下さい。
まとめ
伝統的な食材、梅干しは健康や美容にとっても効果があるんですね。
薬として使用されていた時代もあるんですよ!ダイエットにもいいので毎日意識して食べたいですね。
今は梅干しの種類もはちみつやしそ、かつおなど色々あってダイエットどころか逆に、ご飯の量が増えちゃいそうな気もしますが(笑)
梅干しは焼いても味は変わらないので、ぜひ焼き梅干し生活を始めてみませんか。