ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属に分類されます。緑色のつぼみ部分をサクサク食べる、免疫力がある野菜です。
手軽に栄養を摂取することが出来て美味しく色鮮やかなので、食べる機会も多いですよね。
日本では明治初期頃から食べられていたそうですよ。
β−カロテンやビタミンCが豊富に含まれているブロッコリーが身体にどのような効果があるのでしょうか。詳しくご紹介します!
ブロッコリーのビタミンCでがん予防
ブロッコリーは100gの中に約120mgのビタミンCが含まれているんです。
男女とも1日に必要なビタミンCは100mgなので、ブロッコリーを2房食べるだけで充分1日分摂ることができちゃうんですよー。
すごいですよねー!!
ブロッコリーに含まれるビタミンCには、シミやそばかすを防ぐ効果もあるので女性は特に意識して食べたいですね。
あまり知られていないと思いますが実は、つぼみより茎に2倍のビタミンCが含まれているんですよ!!
茎こそしっかり食べたい部分なんですね。捨てたらもったいないです。
豊富なβ−カロテン
βーカロテンはビタミンCとの相乗効果で美白や風邪予防にとっても効果があるって知っていましたか?
ということは・・・ブロッコリー、最強ですよね!両方たっぷり含まれていますよ。
嬉しいことに、体内でビタミンA(皮膚や粘膜を保護する役目)が不足するとβ−カロテンが酸化されてビタミンAに変化するんです!
必要に応じて栄養素が変わるって神業ですね(笑)
補足すると、ビタミンAには吐き気やめまいなどの過剰症があるんです。
でも、β−カロテンはビタミンAへの転換は半分以下、と限界があるので安心してブロッコリーをもりもり食べられますよ!
ブロッコリーの茎
先程ご紹介した通り、茎にはビタミンCがつぼみの2倍含まれています。甘くて栄養もある!
これは、食べない理由がないですよね。
まず、茹でる際のポイントは切り口に十文字などの切込みを入れてください。火が通るようになります。
注意したいのは茹でる時間です。大切な栄養が逃げ出さないように、5分以上茹でないでくださいね。
保存のポイント
ブロッコリーは栄養が逃げないように茹でてから保存することをオススメします。
実は、ブロッコリーは時間が経つとつぼみ部分から栄養が減っていってしまうんです!
硬く茹でて密閉容器などで0℃ほどで冷蔵、冷凍保存すると良いですよ。
冷凍する場合は1ヶ月ほどもちますが冷蔵の場合は2〜3日で使い切りましょう。
まとめ
ブロッコリーは濃厚なポタージュに入れたり、パスタのトッピングとして飾ったりと幅広く使える万能な野菜ですね。
今回は茹でる際のポイントをご紹介しましたが、蒸すこともオススメします。
色や栄養を閉じ込めることができますよ。
ブロッコリーは体質に関係なく誰でも食べることが出来る野菜なので色々な食材と組み合わせて楽しんでみてください。