ねぎはユリ科ネギ属に分類され、独特の刺激臭があり、風邪予防にとても効果的です。
風邪っぽい時にねぎがたっぷり入ったお味噌汁を飲むと身体がポカポカ温まり、体調も良くなったことを経験されたこともあると思います。
健康に良いことはなんとなく知っているけれど、実際どんな成分がどのように効くのか知りたいですよね。
ねぎは病気の予防だけではなく、美容にも良いとされているので詳しくご紹介します!
ねぎの種類と調理法
関東方面で多く出回っている【白ねぎ(長ねぎ)】は、熱を加えることで柔らかくなり甘みが出るので鍋、煮物等に最適です。
逆に関西方面で多く出回っている【青ねぎ(葉ねぎ)】は、炒め物や丼、お好み焼きなどで使用されていますね。
【九条ねぎ】は京都特産で、柔らかいので和え物や鍋の具に適しています。
【下仁田ねぎ】は群馬県の特産で、基本的には白い部分を食べます。生だと辛いのですき焼きなど、熱を加えてとろみを出してくださいね。甘くて美味しくなりますよ。
ねぎには他にもあさつき、わけぎ、リーキ、赤ねぎなどたくさん種類があるので食べ比べをしてみるのもいいですね。
ねぎ特有の辛味成分
ねぎ特有の辛味成分は硫化アリルです。
にんにくなどのネギ属の野菜にたくさん含まれているんですよ。
胃液の分泌を促す効果や血行をよくして身体を温める効果があるんです。
だから風邪気味の時よく効くんですね!
冷え性の方はたくさん食べたいですね。
実は硫化アリルはビタミンB1を含む食品と一緒に摂ると体力回復に繋がるんです。
豚肉や大豆などに多くビタミンB1が入っていますのでちょっと意識して食べてみて下さい。
他にも活性酸素の除去、がん予防、美肌効果もあるんです!
女性の味方ですね。あの辛さにこんなにすごい効果があったなんて…!!
ねぎは食べ合わせで効果倍増
●『ねぎ』+『しょうが』=ストレス暖和
●『ねぎ』+『たまねぎ』=血栓予防
炒め物にしてもいいですね。
上記は一例ですが、ねぎはタンパク質と摂ると風邪予防効果が、ビタミンB1と摂ると体力回復、血行促進に繋がります。
便秘解消にはさつまいも、高血圧が気になる場合は白身魚と合わせてみるといいです。
必要な効能に応じて組み合わせてみてはいかがですか。
ねぎを長持ちさせる方法
ねぎは水分を保つために湿った新聞紙などで包んで袋に入れて冷蔵保存しておくといいですよ。
冷蔵庫の中では立てて保管してください。
寒い時期であれば室内でも保存できますよ。1週間ほどもたせることが可能になります。
ねぎは12月前後の旬の時期であれば泥付きのままスーパーで売っていることもありますよね。
泥がついているものは緑の部分は外に出るようにして、土の中に埋めておけば保管出来ます。
1ヶ月以上もつのでオススメですよ。
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まとめ
寒い季節になるとねぎがたっぷり入った温かい鍋やうどんが食べたくなりますよね。
ねぎは冬を代表する野菜のひとつだと思います。
正しく保存すれば毎日の食事でいろいろな料理に登場させることが出来ますよ!
ねぎは食べ合わせによって様々な身体に嬉しい効果もあるのでぜひ覚えておいてください。