オクラは独特なぬめりがあり、そして健康に良いので人気ですよね。
納豆や長芋、めかぶと一緒にネバネバ丼などでも使われる食材です。
普段の食卓ではあんまり登場回数が多くはないオクラですが、体調が優れない時にとっても大活躍してくれる野菜なんですよ。
オクラに秘められた栄養素やぬめりの正体などをご紹介します!
オクラの栄養で発熱や夏バテ解消
オクラのネバネバ〜なとろみやシャキシャキっとした食感、美味しいですよね。
7月〜8月頃が旬で主に沖縄や鹿児島、高知など暖かい地方で栽培されているんですよ。
オクラにはむくみ解消に効くカリウムや骨や歯を丈夫にするカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。体力回復に効果的でオススメですよ。
夏バテ、風邪や発熱などの体調不良の時にオクラを食べて元気を取り戻しましょう。
食欲がないときでも意外と食べることができちゃううんですよ!
オクラのぬめり成分で免疫アップ
オクラのぬめりの正体はペクチンとムチンという成分なんです。免疫力アップにとっても良いんです。では、ペクチンとムチンはそれぞれ具体的にどのように身体に良いのかご紹介しますね。
ペクチン
食物繊維の一種で腸を整える効果があります。便秘解消に効果的ですよ!さらに、ペクチンによって食べたものの消化や吸収を穏やかにしてくれるので血糖値が急激に上がらないようにしてくれるんですよ。
ムチン
胃炎やコレステロール値の低下に効果があります。また胃を刺激物から守ってくれる働きをします。
ペクチンとムチン、どちらも水溶性なので成分が水に流れやすい性質があるんです…。
短時間でサッと茹でるか、栄養分を逃さないように汁物などにするといいですね。長時間の調理は気をつけましょう。
消臭効果を活用しよう
オクラに消臭効果があったこと知っていましたかー?
オクラにはクロロフィルというファイトケミカルが含まれています。ピーマンや小松菜などの緑の野菜にあるんですよ。
ファイトケミカルは、たんぱく質やビタミンのように人間に必要な栄養素なんですよ。活性酸素の除去によるアンチエイジングやがん予防に効果的なんです。
このクロロフィルに殺菌や消臭効果があったんです。
魚料理の際に一緒にオクラも煮てみてください!魚の生臭さを消してくれるんですよ。
まとめ
オクラは冷蔵庫で数日しかもちませんが、冷凍することが出来る野菜です。食べきれない場合は冷凍保存しておくといいですね。
刻んで醤油とかつお節で和えるだけでも簡単に美味しい1品ができちゃいますよ。
暑い夏はオクラのネバネバで元気を保ちましょう。