ゆずは爽やかな香りが特徴ですね。ミカン科ミカン属に分類され、9月を過ぎると多く出回ってきます。
濃い緑色をしたツヤツヤなかぼすに比べて、ゆずは黄色くて表面がボコボコしています。
ゆずはそのまま食べるというより、料理の香り付けや風味を出すために使用することが多いですね。
では、ゆずの酸味にはどのような効果が期待出来るのか、選ぶ際のポイントやちょっとしたコツもご紹介します!
ゆずで体力回復や美肌を!
ゆずの果汁には多くのクエン酸が含まれています。この酸っぱさから想像出来ますよね!
クエン酸は整腸作用や疲労回復に効果があります。
また、ビタミンCもレモン以上に含まれており美肌や風邪予防、新陳代謝を活発にします。
特に皮に多く含まれているので、果汁だけではなく皮まで使うと効果的ですね。
果皮の硬さ
ゆずを選ぶ際は、香りが良く、表面がゴツゴツしていて硬く、張りがあり新鮮なものを選んでください。
また、ヘタの切り口にも注目ですよ!
茶色くなっていないみずみずしいものを選ぶと良いです。
逆に、かぼすは光沢がある濃い緑色をしたものを選ぶと良いですよ。
使い分け方法
7月頃出回るゆずは、まだ果汁が少ないので皮を使用します。8月を過ぎると果汁がたっぷり出ますので絞って果汁を使ってください。
和食との相性がとても良いので、刺し身、焼き魚、揚げ物、酢の物などに絞って使用すると風味がでますね。
果物というより、調味料のように使用することが多いですが、皮に栄養がたっぷりあるのでまるごと摂取しましょう。
ビタミンCは酸化しやすいので使用する直前に切るように注意してくださいね!
かぼすは魚の臭みを消してくれる効果があるので秋のさんま等に使用するといいと思います。
保存方法のポイント
ゆずは涼しい場所であれが常温でも保存が出来ますが、ちょっとうっかりして数日経ってしまうと実の水分が抜けてくるので少ししぼんでしまうんです。
なるべく乾燥しないように新聞紙などに包むといいですね。
すぐに使いきらなかったり、気温が高い場合はラップに包んで冷蔵保存するか、冷凍保存がいいですよ!
冷凍する際は、皮を細かく刻んでしまうと風味が逃げてしまうので食べる直前に切ったほうが良いですよ!
まとめ
寒くなってくるとスーパーでゆずが売られてきますね。
果汁にお湯とはちみつを加えて飲んだり、皮をお風呂に浮かべたりなどと用途は様々ですね♪
冬至はゆず湯に入ると言われていますよ。ただし、肌にトラブルが起こる場合もありますので注意してください!
他にはゆずジャムやゆず味噌も簡単に作れるのでオススメです!
そのままでは酸っぱいですが、工夫しながら美味しく食べて栄養を摂取したいですね。