柿はカキノキ科カキノキ属に分類されます。1000種類以上の品種があり、昔から日本で愛されている果物です。平安時代にはすでに干し柿が作られていたようです。
柿にはビタミンCやカリウムが豊富に含まれていますが身体にどのような効果があるのでしょうか。
また、甘さを均等にする方法、体力を回復させるちょっとしたコツもご紹介します。
柿のビタミンCで肌荒れやむくみ解消
柿にはみかんを超えるビタミンCを含んでいるんです。びっくりですよね!
コラーゲン生成による美肌効果、肌荒れやむくみの解消に期待ができるので女性には嬉しいですね♪
柿には、葉の部分にもビタミンCを含んでいるのでお茶にして飲んでも良いですね!
柿は10月前後が旬なので、寒くなり風邪を引きやすい季節を前にたくさん食べて冬を乗り越えたいですね!
ちなみに、大根を合わせることで消化がよくなるんですよ。
体力回復効果がありますので調味料で味付けをして試してみて下さい!
干し柿との栄養素の違い
好みはあると思いますが、みずみずしい生柿も甘さが凝縮された干し柿もどっちも美味しいですよね。
⇒干し柿の簡単な作り方と時期はいつ?焼酎漬けで室内でもカビない!
では、栄養分に違いはあるのでしょうか?
・生柿→ビタミンCが豊富(100gに約70mg)
・干し柿→β−カロテンが生柿の3倍に増加
ビタミンCもβ−カロテンもどちらも頂きたいですよね!
ですが、カロリーで比較してみると生柿60kcalに対して干し柿は100kcalほどしますので気をつけて食べましょう(笑)
ヘタのエチレンガスに注目!
柿は買ってきて置いておくと2〜3日で柔らかくなりますよね。
柿のヘタは、エチレンガスと水分を発生させて実を柔らかくしているんです。
ヘタで呼吸して、そこから水分を出していたんですねー!!
シャキシャキの食感のまま保存するためにはヘタに濡れたキッチンペーパーやティッシュを置いて、ヘタの部分を下にした状態で袋に入れたり新聞紙に包んで保存してください。
成熟を遅らせて鮮度を保つことが出来ますよ!冷蔵庫でも常温でも持たせることができます。
柿は二日酔い対策
柿は二日酔いに効果がある果物なんです!
アルコールを分解する酵素アルコールデヒドロゲナーゼが血中アルコール濃度の上昇を抑制、さらに利尿作用のあるカリウム、血圧上昇抑制効果のあるタンニンも含まれているんですよ。
たくさん飲まれる方の味方のようですね♪
まとめ
柿は生だとビタミンC、干すとβ−カロテンが豊富に摂取出来るんですね。
美容にも二日酔いにも効果があり嬉しいですよね。
熟したものはゼリーやジャムなどにすると美味しいですよ!
シャキシャキの柿をそのまま食べる際は、種の周りが一番甘いので縦にくし形に切ると甘さが均等になります。
サラダに入れても食感が楽しめますね。
色々な調理で柿を楽しんでみましょう。