カット野菜って皮を剥いたり切ったりする必要がないので忙しい人や一人暮らしの方にとってはとても助かりますよね。
さらに今では水洗いが不要のカット野菜まで売っています。
スーパーやコンビニで気軽に買うことが出来るので重宝している人も多いのではないでしょうか?
ところで、カット野菜って栄養がないと言われていますが実際どうなのでしょうか。
冷凍保存した場合の期間や調理する際のポイント、カロリーについてもご紹介しますね。
カット野菜の栄養
カット野菜は殺菌剤を使ったり洗浄するので栄養は流れて失われているってよく聞きませんか?
実際、どうなのでしょうか?
複数の企業や工場などでカット野菜に含まれる栄養や失われる栄養の実験をしているのですが、栄養素の減少は大きくないとの結論が出ているんです。
もちろん高栄養な生の野菜をしっかり食べることをオススメするのですが、カット野菜にも栄養は多く残っているんです。
カット野菜で失ったビタミンの量は生の野菜を切って水で洗って失ったビタミンの量とほとんど同じ!
ビタミンの残存率はどちらも80%以上です。
少し減ってしまいますがちょっと安心しましたよね。
しかも、カット野菜に含まれる栄養素は、水に流れやすい水溶性の栄養素(ビタミンCなど)だけではありません。
食物繊維や脂溶性ビタミン(ビタミンAやビタミンEなど)だって含まれていますよ。
カット野菜のカロリー
カット野菜ってカロリーが書いていないものが多いですよね。
野菜はカロリーが低いので書く必要がないのかな?とも感じますが気になっている方も多いはず。
カット野菜は150g位の量でカロリー50kcal程度になります。
炭水化物が入っているともう少しカロリーは高くなりますよ。
カット野菜・冷凍野菜の調理のポイント
カット野菜は時間が経過すると栄養も減ってしまうので購入したらすぐに食べるようにしましょう。
すぐに食べられない時は冷凍保存しておくといいですね。
冷凍した際の食べきる目安は1〜2ヶ月以内です。
そしてカット野菜単体で食べるのではなく、色の濃い緑黄色野菜や食感のあるナッツ類を足して栄養やボリュームを出すといいですよ。
最近は緑黄色野菜のカット野菜も見かけるようになってきましたので、にんじんなどの濃い色の野菜が入ってるものを選ぶようにしましょう。
カット野菜だけではなく冷凍野菜も増えていますね。
冷凍野菜は熱湯処理後、すぐに冷凍しているので長期間栄養が持続されるんです。
ですが、解凍するする際にビタミンが流れてしまうので、解凍しないでそのまま調理に使用するといいですよ。
スープや煮込み料理には凍ったまま鍋に入れましょう。
まとめ
カット野菜にも栄養が含まれていることをご紹介しました。
手軽で満腹感を得られるカット野菜は便利な半面、栄養が多少落ち、割高ですね。
そして製造過程を見ていないので安全性も不安です。
臨機応変にカット野菜を使い、普段は極力カットされていない野菜を買うようにしたいですね。