果物の缶詰って結構保存が出来るので重宝しますよね。
ヨーグルトに入れたりお菓子作りに使う方もいます。
フレッシュな果物には栄養がたっぷり含まれていますが、缶詰ってどうなのでしょうか?
そしてみかんや桃の缶詰はあるのに、バナナやイチゴの缶詰って見かけないですよね。
実はちゃんと理由があるんです!
果物の缶詰について詳しくご紹介しますね。
果物の缶詰の栄養
缶詰が長期保存出来るって何かヤバイものが入っているんじゃないの??と健康面で気にする方もいると思いますが、缶詰には保存料・防腐剤などの添加物は入っていないんです。
空気や水、細菌も入らないように密閉して加熱処理をするから添加物を入れる必要がないんですよ。
それでは栄養面はどうでしょうか?
みかん
みかんの缶詰のビタミンCに関しては生のみかんの80%ほどが缶詰には入っているんです。
思った通り、やっぱり少ないんだぁ。。。
ですが、生のみかんはどんどん劣化して栄養価も落ちるのに対して、缶詰にしたみかんの場合は80%のビタミンCが安定して保有されているんですよ!
もちろん、生のみかんをすぐに食べてしっかり栄養を摂取することが出来れば良いのですが、缶詰でも長期間ビタミンCが豊富に含まれているって嬉しいですよね。
桃
桃の缶詰に含まれるビタミンCは生の桃の4倍です!!
さらに葉酸も缶詰の方が多いんですよ。
えっ!??
缶詰の方が多いってどういうこと?
しかもビタミンCは4倍って‥‥。
この現象、不思議ですよね。
実は、缶詰の処理をしている間に果物の果肉の細胞が破壊して栄養が身体に吸収されやすくなるんです。
バナナやイチゴを缶詰にしない理由
缶詰って皮を剥いたりカットしないで食べられるから便利ですよね。
果物に限らずシーチキンやあさりなどの魚介類や、最近は焼き鳥やカレーたこ焼きや、食品に留まらず霧や火山灰まで!?
いろんなものが缶詰にされていて缶詰専門のバーがあるほど缶詰のクオリティーは高くなっているのに‥
気になりませんか??
バナナの缶詰を見かけないこと。
イチゴだって、
スイカだって、見かけない。。。
メジャーな果物なのであってもおかしくないですよね!?
その理由は『そもそもなぜ缶詰にする必要があるのか?』の答えにあるんです。
食品を缶詰にする理由って長期保存ですよね。
一年中栽培されていつでも食べられるものは缶詰にする必要がないんですよ。
今はハウス栽培でシーズン関係なく果物を栽培することが出来ますね。
日本では栽培出来なくても、外国から輸入することでいつでも食べることが出来る果物は缶詰にならないんですね。
ということは‥‥外国に行けば缶詰になっている可能性があるかも??
はい、東南アジア、中国などではイチゴ、バナナ、スイカが缶詰になっています!!!
初めて見たぁ(^^)
ちょっと食べてみたいような、食べたくないような複雑な心境(笑)
世界の缶詰
最後に、外国の缶詰をご紹介します♬
★カナダ産のロブスターの缶詰
★肉の缶詰SPAMは有名ですね!
★本場ドイツのソーセージが缶詰に!
★フォアグラ100%の缶詰(*^^*)
高級で贅沢な缶♡
まとめ
缶詰の果物にも栄養が含まれていることが分かりましたね。
缶詰になっていない果物は年中食べることが出来る果物で、逆に年中食べることが出来ない国では缶詰になっていました。
缶詰は長期保存が出来ることが一番の魅力です。
ですが、甘いシロップ浸けにされているのでカロリーは気になります。
使う際はシロップは使わないようにするといいですね。