ピーマンはトウガラシの仲間だって知っていましたか?トウガラシと比較すると辛くないものがピーマンなんですよ。
ナス科トウガラシ属に分類されるんです。
形がパプリカにも似ていますが大きさと厚さが違いますよね。パプリカの方が大きく厚いのが特徴です。
そんなピーマンに含まれた栄養と効果などについてご紹介します!
ピーマンの苦味成分に血液サラサラ効果
ピーマンの独特の青臭さが苦手という方もいると思います。特に種やワタが苦いですよね。
実は、このピーマンの苦味成分をピラジンと言い、血液をサラサラにしてくれる効果があるんですよ!
血液サラサラによって、脳梗塞や心筋梗塞などを防ぐことが出来るんです。
そして、この効果は色付きピーマンよりも緑色のピーマンに多く含まれていますよ。
ピーマンに含まれる栄養素
ピーマンには他にもβ−カロテン、レモンより豊富なビタミンCが含まれているので夏の弱った体力、美肌やアンチエイジングに最適な野菜です。
またビタミンEも含まれているので肉や魚などのたんぱく質と一緒に食べると老化防止にとっても効果的なんですよ。
【たんぱく質+ビタミンE】を組み合わせて食べて、いつまでも若々しさキープしましょう!
さらに、赤くなったピーマンを見たことないですか?
赤ピーマンは、緑ピーマンが成長すると赤くなるんです!栄養素が緑ピーマンに比べてとっても増えるんですよー!!
β−カロテンは3倍、ビタミンEはなんと、8倍程になるんです。
ピーマンの皮の赤い色素には抗酸化作用があるので積極的に食べたいですよね。
保存方法
ピーマンに水分が付いていると傷んでしまうのでしっかり水気を拭き取り、穴が空いた袋に入れて冷蔵保存してください。
これで1週間ほど保存が可能なんです。
ピーマンは傷んでくると黒っぽくなるので早めに食べてくださいね。そのままにしておくと他のピーマンも黒く傷んでしまうんです。移ってしまうんですね。
ピーマンは一度カットしてしまった場合は上記の方法で保存が難しいので、種を取り、ラップをして翌日までには使ったほうが良いですよ。
ピーマンと油の相性
ピーマンは油で炒めるとβ−カロテンの吸収率がグーンとアップするんです!驚きですよね。
しかし、炒めることによってビタミンCを失ってしまうのでは??と心配になるところ。
いえいえ、問題ないんです。
熱によって壊れやすいビタミンCですが、ピーマンは果肉が厚いので逃げないんですよ!
ピーマンの炒め料理でβ−カロテンもビタミンCもしっかり摂ることができる、さらに独特なあの青臭さも消してくれるなんて嬉しいですよね。
しかし、だからと言って長時間炒めすぎてしまうと栄養だけではなく味も落ちてしまうので気をつけてくださいね。
まとめ
緑ピーマンと赤ピーマンに秘められた優秀なパワーいかがでしたか。
夏になると家庭菜園でピーマンを作っているところも多く見られますよね。
夏バテを防止するためにも、健康を維持するためにもいっぱい食べたいですね。
ピーマンの苦味が気になる場合は、種とワタを丁寧に取り除いてから食べてくださいね。