わらび(蕨)は春の山菜の中でも特に人気がありますね。
ちょっとあくが強いですが意外と簡単に取れるんですよ。重曹がない時は小麦粉でも代用出来ちゃうんです。
わらびの人気な調理法、そして保存方法もご紹介したいと思います。
山菜シーズンも近づいてきました。
わらびについて確認しておきましょう。
山菜わらび
山菜ってちょっと苦味があって風味もクセがありますよね。
ですが、美味しいです(^^)♬
春が来たなぁ〜って実感出来て新鮮な気持ちになります。
あくが強烈であるほど、これぞ山菜って思います。
ふきのとうやたらの芽も有名ですが、やっぱりわらび!
わらびはしだ植物で全国どこの山にも生えているんです。
新芽を食べるだけではなく根も使われているんです。
それがわらび餅(*^^*)
和菓子のわらび餅はわらびの根から取れるデンプンで作られているんですよ。
わらびのあく抜き
わらびってそのまま食べると苦味や渋味を感じますよね。
結構あくが強いんですよ‥‥。
ですが、あく抜きはとっても簡単☆
【方法】
①わらびを水で洗う
②沸騰した湯1リットルに重曹を小さじ2杯ほど入れる
注意)わらび500gの場合の分量
③火を止めて少し冷めたらわらびを入れる
半日から一晩ほどでとろ〜んと粘りが出てきたら完成ですが、お好みの柔らかさになったらもう大丈夫ですよ。
わらびは日が経つと固くなっちゃうので収穫したらその日のうちにあく抜きするのが鉄則!
あくを抜き過ぎると山菜らしい独特な味が薄くなっちゃうんです。
さらに風味も逃げてしまうのでサッと済ませましょう。
重曹は入れすぎるとふにゃふにゃになってしまうので分量注意ですよ。
あくを抜こうとしたら重曹がなかった!!
しかも一晩なんて待てなーい!!
そんな方は、塩小さじ2+小麦粉大さじ4で代用も出来ます。
しかも、時短!早めにあくが抜けるんです。
わらびの人気で簡単なレシピ
それではわらびを使ったレシピをご紹介しますね。
わらびのおひたし
調味料がシンプルなのにとっても美味しく出来ますよ♡
わらびの煮付け
味がしっかり染み込んでいてホッと和みます。
しかもヘルシー!!
たけのこやきぬさやなど春の食材がたっぷり♬
わらびご飯
わらび本来の味を楽しむことが出来ますね。
ご飯が進みますよ(*^^*)
わらびの保存方法
すぐに食べてしまう場合はあくを抜いてから冷蔵庫で2〜3日保存が可能です。
水を張ったタッパーなどにわらびを入れておくとちょっと長持ち。1週間ほど保存できるんです。
長期保存したい場合は塩漬けにすると1年ほど持つんですよ。
密閉の瓶などにわらび全体が覆いかぶさるように塩を入れて、常温に置いておきます。
もしくは水気をしっかり切って冷凍保存も出来ますよ。
使う際は解凍しないでそのまま調理出来ます!
冷凍する場合は2〜3ヶ月を目安に食べきるといいですね。
まとめ
春の味覚わらびのあく抜きや保存方法、レシピをご紹介しました。
わらびって食べられる時期が短いからこそ特別感があります。
食物繊維が豊富なので便秘解消に効果的ですね。
干すことでカリウムが10倍、食物繊維が15倍に増加するわらび。
今度の春は、山菜採りでわらびを摘んでみるのも楽しいですね。