みかんは冬になると箱買いして毎日食べる人も多いですよね。
甘酸っぱくて美味しくてついつい食べすぎてしまいがち。
実は、みかんは美味しいだけではなくがん予防にも効果的な成分が豊富なんです。
それも、みかんの皮に多い!?
でもみかんの皮をどうやって食べるの?
まさかそのまま食べられないですよね‥。
詳しく見ていきましょう。
がん予防に効果的な成分
がん予防にはβ−カロテンという栄養素が効果的とされているんです。
β−カロテンは体内に発生したがんの元でもある活性酸素を除去してくれるんですよ。
ストレスや紫外線、呼吸や喫煙など活性酸素が発生してしまう原因は生活の中にたーくさん存在しているんです。
そんな優秀なβ−カロテンの倍以上効果を発揮する栄養素があるんです。
それはβ−クリプトキサンチンという成分。
β−クリプトキサンチンの摂取量が多いと肺がんや子宮頸がん、食道がんの発症リスクが低くなるんです。
食道がんに関しては、なんとー!!
8割減!?
すごいですよね(^^)
そしてβ−クリプトキサンチンはみかんに豊富に含まれているんです。
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温州みかんがすごい
特に温州みかんには、がんの原因にもなる活性酸素を抑えるβ−クリプトキサンチンが多いんですよ。
オレンジと比べると60倍も!!
みかんの生産が全国でも多い愛媛県は大腸がんになりにくい都道府県1位でもあるんです。
さすがですね〜♬
みかんは1日2個程度でがん予防効果があるとされているんです。
健康に良いみかんも糖分のとり過ぎになってしまうので食べ過ぎはダメですよ。
みかんの皮で陳皮作り
実は、みかんは皮の方ががん予防効果のあるβ−クリプトキサンチンが多いんです。
皮って普段食べないですよね‥‥。
ですが、陳皮(ちんぴ)にすることで食べることが出来ちゃうんです。
陳皮とはみかんの皮を乾燥させて砕いたものなんです。
漢方薬の「陳皮」の原料でもあるんですよ。
【みかんの皮の効果】
★β−クリプトキサンチン(活性酸素を抑える)
★リモネン(発がん性物質を抑える)
さらに、パセリと食べ合わせることで高血圧の予防にもなるんです!
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みかんの皮、もう捨てられないですよね(笑)
【陳皮の作り方】
①食べ終わったみかんの皮を80℃くらいの湯で殺菌する
光沢を出すためにワックスを塗ってあったり、農薬が付いている場合がある為。
②サッと洗って水気を拭く
③風通しの良い場所で天日干し
夕方以降は室内に入れましょう。
天候や季節にもよりますが、5日〜1週間ほどでパリパリになりますよ。
④パリパリになったら麺棒などで砕く
完成〜(*^^*)♡
密閉容器に入れて湿気のないところで保管しましょう。
1日にスプーン1杯分をヨーグルトや紅茶に入れるといいですよ♬
料理で汁物に入れても美味しいです(^^)
もちろんそのままポリポリ食べても美味しい♡
みかんの皮は商品としても売っているんです。
今回はみかんでしたが、他の果物でも同じ方法でドライフルーツが作れちゃうので、コチラもよかったら見て下さいね☆
天日干しするよりも時間短縮して作る方法をご紹介していますよ♡
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まとめ
みかんの皮捨てたらもったいないですね。
陳皮はとっても簡単に作ることが出来るので、これからはぜひ食べ終わったみかんの皮、活用してみてください。
陳皮風呂もポカポカ&肌スベスベになっておすすめですよ〜!
オリジナルで陳皮を楽しんでみてください。