にんじんってどれも同じって思っていませんか?
料理によって乱切り、千切り、いちょう切りを使い分けるくらい。
実は、それではもったいないんです。
にんじん1本でも部位によって料理に適した部位があります。
切る向きを変えるだけでも同じにんじんの食感がかわるんです。
そんなにんじんの奥深さについて、スーパーでの見分け方も含めて見ていきたいと思います。
にんじんは上下で味が違う
だいこんや白菜は部位で使い分けるってよく聞きますが、にんじんも??
実はにんじんも上下で料理法を使い分けることが出来るんですよ。
にんじんの上部
にんじんの葉がついている一番太い上の部分です。
繊維が太くて少し硬め、皮も厚いです。
味が濃くて香りも濃厚なんですよ。
スープなどで、みじん切りやすりおろして使う場合は上部がいいですね。
適した料理
・煮物
・きんぴら
・スープ
・ジュース
にんじんの下部
にんじんの先端、一番細い部分です。
繊維が細くきめ細かく柔らかくてみずみずしいので大きめにカットして使えますね。
上部よりアクが出やすいです。
適した料理
・野菜炒め
・サラダ など
にんじんの軸の太さ
軸が太いにんじんと細いにんじん。
どっちを選ぶといいのでしょうか?
実は、どちらも美味しいんです!
な〜んだ、じゃあ適当でいいのね(^^)♬
ですが、今夜の献立がもぅ決まっているのであれば見分けることをオススメします。
にんじんを購入する際、ぜひ軸をチェックしてみてください。
こんな感じでよく見ると軸の太さも様々!
軸が太いにんじんは芯が硬いので煮崩れを防止してくれます。
煮込み料理に適していますね。
逆に軸が細いにんじんは繊維が細めで、とってもみずみずしいんですよ。
軸が小さい人参は、芯が細いということなので甘味も強いです。
サラダなどの生食に向き(*^^*)
購入する際に確認してみましょう。
★太い軸➡煮込み料理
★細い軸➡生食(サラダなど)
にんじんは斜め切りで新食感
にんじんには繊維がありますよね。
繊維にそって切ることでポリポリシャキシャキ食感があって美味しいです。
繊維に直角に切って繊維を断ってから炒めるとすぐに柔らかくなるんです。
作る料理によって変えると2倍楽しめますね。
そして、その中間の歯ごたえを求める方には‥‥
斜め切りをオススメします。
よく、ネギを斜めに切りますよね。
同じ感じで斜めに細切りにすることで中間の新しい感覚が味わえちゃうかも♡
食べ比べしてみてもいいですね。
にんじんは油と相性は良いって知っていますか?
詳しくはコチラから♡
まとめ
にんじんの使い分けについてご紹介しました。
購入する際は軸を確認してみたり、半分だけ使う時は適した部分を使ったり、細切りは切る向きで歯ざわりを変えてみたりと、ちょっとしたことなので誰でも簡単に出来ちゃいますね。
家族がたくさんいる場合は1本丸々使ってしまうので部位を意識しなくてもいいと思いますが、ひとり暮らしの方などで半分だけ使う時はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
サラダに入れる時は、色々な食感に切ったにんじんの細切りをミックスするのも楽しいですね。