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なす

なすはナス科ナス属に分類されます。ぷっくりとしていて濃い紫色が特徴ですよね。なすは炒めたり揚げたり、さらにはお漬物として生で食べることもあります。

なすはほとんどが水分で出来ていて栄養なんてあるの?って思ったことないですか。

実は色々な栄養が効果を発揮してくれるんです。

そんななすの栄養や保存方法、調理の際のポイントなどを詳しくご紹介します!

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なすのポリフェノール

なすの皮の紫色の成分はナスニン(ポリフェノールの一種)といいます。

ナスニンとはアントシアニン系の色素で、がん予防や動脈硬化予防に最適なんです!

目の疲労回復にも効果があるんですよ。アントシアニンはブルーベリーにも含まれています。

ただし、水に溶けやすい性質があるので、なすを水にさらす時は短時間を意識したほうがいいですね。

なすは、ビタミンやミネラルは残念ながら多くはないのですが、他にも血圧を下げるカリウムが100gに約220mgも含まれているんですよ。

なすの表面の傷

なすを選ぶ際は表面が濃い紫色で傷がなくつややかなものが良いですよ。

そしてなすのヘタにも注目です!切り口が茶褐色でみずみずしいものが新鮮です。

しかし、表面に傷が付いていても良いんです。

傷が付いた箇所から殺菌が入らないように傷の周辺にポリフェノールを集めるんですよ!!

なので傷がないキレイななすを選んでいただくことはもちろんなんですが、傷があっても悪いわけではなく、むしろポリフェノールが多く含まれているんです。

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なすの変色を防ぐ方法

なすはアクが強く、ちょっと空気に触れただけですぐ変色してしまいますよね。

切ったら変色する前にすぐに炒めてしまえばいいのか・・・でもそうするとアクが抜けていないのでえぐみが残ってしまうんです。

まず、なすを切ったら水に浸して浮いてこないように5分程食器などで抑えておいて下さい。

水に黒っぽい色が付いたら水を切って料理してください。

なすは炒めたり揚げるとコクが出て美味しくなるんです。油と相性がとっても良い野菜なんですね。

油で炒める場合はアク抜きはしなくても大丈夫ですよ。

130℃程の油によってなんと、アクが甘みに変わってしまうんです!

なすの冷蔵保存はダメ?

なすは冷蔵庫で3〜4日程しか保存出来ません。

長期保存に向いていないのです。低温障害になりやすいので温度が低すぎる場所は気をつけたほうがいいですよ。

5℃以下にならないようにしたいので、可能であればラップや新聞紙に包んで、涼しい場所に置いて早めに使ったほうが良いです。

ただし、切ったなすは水分がなくなってしまうので保存せず使い切ってしまいましょう。

まとめ

みずみすしいなすにナスニンやカリウムなど身体に良い栄養素がぎっしり詰まっていたんですね。

表面に傷があっても問題なく食べることが出来ます。

なすの鮮やかな紫色に秘められたパワーを余すことなく食べて健康を維持しましょう。

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