トマトはナス科トマト属に分類され、7月〜8月に旬を迎える赤くて瑞々しい野菜です。
トマトは健康に良いというイメージはあると思いますが、具体的に身体にどう良いのか、どのようなものを選んだらいいのか知っていますか?
ギュッと詰まったトマトの栄養や保存方法や調理のコツをご紹介します!
トマトのリコピンでがん予防
トマトにはリコピンが入っているって聞いたことありますよね。実は、トマトの真っ赤な皮の赤色はリコピンの色だったんですよ。
ということは・・・赤色が濃いほど栄養たっぷりな証拠ですね。リコペンとも呼ばれています。
グレープフルーツやスイカにも含まれる色素で、活性酸素を除去する抗酸化作用によってがん予防や動脈硬化予防に最適なんです!
トマトにはβ−カロテンも含まれているのですが、リコピンの抗酸化作用はβ−カロテンの約2倍あるんですよ。
紫外線が原因で発生するメラニン色素も抑える効果があるので美白にとっても良い野菜なんですよ。
夏は特に紫外線が大敵です…。トマトは本当に救世主のような存在ですね。
食べる日焼け止めのようです☆
二日酔いにも最適
トマトには他にもクエン酸やリンゴ酸、コハク酸などが含まれていて疲れた体力を回復させてくれるんです。
二日酔いで元気のない胃にも効果があるんですよ。
ちょっと飲みすぎちゃったかな?なんて日はトマトを丸ごと絞ったトマトジュースで胃を復活させてみてはいかがですか。
口内炎や歯ぐきからの出血など口の炎症にも活躍するトマト。ぜひトラブル対策に食べたり飲んでみて下さいね。
トマトの糖度の秘密
トマトは、表面はツヤがあってヘタは濃い緑でピーンと張っているものが完熟で美味しいですよ。
トマトを半分にカットした場合、ドロっとしたゼリー状の種がたくさん詰まっているか見てくださいね。美味しい証拠です。
糖度に関しては、同じくらいのトマトを比較した場合は重いほうが甘いんです。
比較するトマトがない場合は水につけてみてください。甘いトマトは水に沈むんですよ。
トマトの保存と調理のコツ
まだ青くて固く未熟なトマトの場合は常温で良いですが、完熟している場合は冷蔵庫で4日〜5日程保存が出来ますよ。
冷やしすぎると美味しさを失ってしまいますので気をつけてくださいね。食べる直前に冷やすのが理想です。
トマトには旨味成分であるグルタミン酸が含まれているので煮込むことで効果を最大限に発揮することができますよ。
まとめ
そのままがぶっと食べるフレッシュなトマトは本当に美味しいですよね。生で食べるだけではなく煮たり炒めたりと万能な野菜です。
トマトはビタミンB1と合わせることで美肌効果が期待できるのでレバーや納豆などと一緒に食べることもオススメしますよ。
ぜひ試してみてはいかがですか。