かぼちゃはウリ科カボチャ属に分類されます。甘くてホクホク美味しいですよね。
煮物や天ぷら、スープにしたりと幅広く調理が可能なかぼちゃ。
果肉部分だけではなく皮やわたにも栄養があるんです。
かぼちゃは冬至に食べると風邪をひかないとも言われていますよね。
一体どのような効能があるのか、他の野菜との違いも踏まえてご紹介します!
かぼちゃは熟成させて甘く高栄養に
通常野菜は採りたてでフレッシュなものが美味しくて栄養価が高いですよね。数日で傷んでしまうので早めに食べることが多いと思います。
しかし、かぼちゃは違うんです。
なんと、収穫後に熟成させることによってでんぷんが糖に変わってどんどん甘くなるんですよ!
かぼちゃは収穫したあと2ヶ月ほど寝かせてから出荷、ここからさらに追熟させることで甘ぁーくなるんです。
熟すことによってホクホクとして甘くなり、栄養価が高まるんですね。
ヘタがコルク状に乾燥してくるとかぼちゃの食べ頃のサインですよ。
すぐに食べることが出来ないですが、長期保存が出来ることも嬉しいですよね。
かぼちゃの皮やわたも使おう
実かぼちゃの皮やまわりの緑部分には果肉の部分よりもたっぷりの栄養が含まれているんですよ。
なんと、わたにはβ−カロテンが果肉の5倍も含まれているんですよ!!すごいですよね。
しかも、熱に強いので炒めたり煮込んでも使えるって良いですよね。
ちなみにかぼちゃの種には亜鉛やミネラル分が豊富に含まれているのでフライパンで炒るとおつまみに最適ですよ。
かぼちゃは丸ごと余すことなく栄養を摂取出来る万能な野菜ですね。
かぼちゃの保存方法と調理のコツ
かぼちゃは丸々1個の場合は風通しの良い常温で3ヶ月ほど保存が出来ます。保存性がいいですよね。
追熟させることで甘くなりますよ。
カットしてあるかぼちゃの場合は種とわたをくり抜いてラップをして冷蔵庫で保存しましょう。1週間ほどはもちますよ。
わたは水分が多いので腐敗の原因となってしまうんですよ。茹でて加工してから冷凍するとさらに傷みにくくなります。
煮たり炒めたり、お菓子に使ったりと様々使えるかぼちゃですが、切り口にちょっと塩をふりかけてみてください。美味しくなりますよ。
まとめ
市場に出回っているかぼちゃは甘みの強い西洋かぼちゃがほとんどなので煮物を作る際、砂糖を入れなくてもとっても甘くて美味しく仕上がります。
果肉の鮮やかな黄色はβ−カロテンの色です。身体の中でビタミンAに変わるので肌や粘膜にとってもいいんですよ。
選ぶ時には色が濃くて種がふっくらしたものがおすすめですよ。
かぼちゃのわたや皮、種も余すことなく丸ごと食べて健康体を維持しましょう!